前回の記事でOLYMPUS OM-D E-M10を買ったけど、「あるもの」を撮ってみてからなんとなく不足が・・
ということを書きましたが、あるものとは、鳥、です。
鳥さん。小さい。
隣の家のアンテナにいるのを150mm(35mm換算300mm)で撮ってる。
こういうのを大きく撮るには、やはりあのでっかいレンズが必要なんやろなーと思って、ちょこちょこ調べてると、最近Nikonが出したP900というのが、光学83倍、35mm換算で2000mmとかスゴイらしいということを知りました。
ズーム効果はこちらが端的でわかりやすい。via ITmedia
で、早速量販店に行って実物チェックしに行ったのですが、
・でかい
・重い
が第一印象。
確かに強力な望遠機能。AFも悪くない。手持ちで十分撮影できる。
が、でかいし、重い。
しかもその性能が良いと噂されるや、売り切れ続出で品薄状態。
値段も手が出ないほど高いわけではないものの、気軽に買えるかと言うと微妙なところ(7万円前後)
と、P900の隣に置いてあったのがP610。
P900に比べて明らかにコンパクトで軽い!
ズームは光学60倍、35mm換算で1440mm。
そこでなんとなくP610に傾きはじめ、2~3日迷っていたのですが、
42,000円にキャッシュバックキャンペーン5,000円で実質37,000円なら
迷ってる時間のほうがモッタイナイということで購入。
この男子が好きそうなフォルム&色!
赤のほうが安かったから赤にしたけど、思ったよりかっこよい。
この色なら3倍遠くまで撮れそうです(お約束)
なお、上記写真は最大望遠時の様子で、普段、黒い部分は中に収まってる感じです。
外見はまあ、そういう感じで・・
そんなことより、はやく鳥を撮るのデス・・
ヤッター!
ヤッタヨー!
これが・・・
これ!
これが・・
これ!
これ!!
まあ、これはやりすぎだと思いますけどね。
鳥は1440mm、2880mm(※撮影日別。2枚目は雨天時)
富士山は24mm、1440mm
観覧車は24mm、1440mm、5760mm
の例です(35mm換算)。いずれも手持ち撮影。
1440mmまでが光学ズーム。以降はデジタルズームで段階的に拡大できます。
2880mmまではNikonのダイナミックファインズーム技術で解像感を保ってズームでき、そこから先はデジタルズームのようです。
値段を考えるととても良いオモチャだぞ、というのが率直なところです。
とにかく手軽に超望遠が楽しめる・・それだけだと割り切ったほうが良いんじゃないかと思います。
もちろん、望遠を生かしたボケみを楽しむとかも。
猫ちゃんにも警戒されることなく・・
ん、とても警戒されてる感・・
まあ、とにかくこういうのが楽しく撮れて良いです。
ぶっちゃけると、カメラのボディとか、見た目はいいんですが、
モノ自体はペコペコした感じで、ダイヤルなんかもちょっとちゃちい感じがします。
個人的には、そのおかげで軽くなってるほうがいいですけど。
比べるものでもないと思いますが、先日買ったOLYMPUSのE-M10と比べると、手に持った感じや操作感・撮影感は断然E-M10のほうが良いです。
特にファインダーの見やすさ・没入感はE-M10が圧倒的な感じでした。
なので、スナップとか近場のものをしっかり撮りたい時はE-M10を、とにかく望遠って時はP610を、という感じではっきり使い分けできそうです。