アニメ的表現目指してたエロゲとかADV(アドベンチャー)系ゲームの理想が
達成されつつあるんだと思った、という話。

これはタイムリープというゲームのベンチマーク用ソフトの映像。
3Dのモデルを使って、トゥーンレンダリングという平面的に表示させる技術で作られている。

利点は、もちろん動画を描く必要が無いこと。
一度モデルを作ってしまえば、後は自在に動かせる。
これでゲーム制作の自由度は格段に上がる。

思いつきでワンシーン挿入したくなっても、
新たに動画を描き起こす必要が無い。
カメラワークも自由自在。

従来のアニメより、簡単にアニメ的な映像が作れるということだ。
(簡単、というのは技術的にではなく、人・時間的に、という意味で。
技術は時間と共に向上するが、人と時間は放っておいても増えない。)

ちなみに下の動画はキャラを入れ替えたもの。

これを普通のアニメ方式でやろうとすると、
そのキャラの動きを一から描くはめになる。
人も時間も必要だ。

しかし、プログラムで動いている場合には、
文字通り、キャラデータを入れ替えるだけで済む。

ドラクエ8とかトラスティベル、アイドルマスターも同様の技術を使っている。

それがやっぱり、ADV系ゲームに採用されたわけで。
映像表現でアニメを追っかけてたADV系ゲームが、
ここらで枝分かれして独自の発展を遂げる予感がする。

2001年の時点でときメモ3とかはもう既に取り入れてるけど、あれはPS2向けだったし、
この処理ができるPCがそこそこの値段で手に入るようになったこれからが面白くなりそう。

純粋な2Dが駆逐されることは無いと思うけど、
より技術が進んで、ユーザー環境も整ってくれば、
トゥーンレンダリングがいずれ主流になるんじゃなかろうか。

この方面では、ほとんどエロゲーなのが泣けるのだが、
普通にエンターテインメントに応用できるものだと思うので、
アニメ+ゲームな分野に期待したい。

ゲームに限らずアニメ自体も、従来のアニメではないアニメというか、
日本版Pixarみたいな感じのスタジオなんかもできたら面白いと思う。

関連記事:
Trusty Bell トラスティベル ~ショパンの夢~

関連リンク:
タイムリープ(18禁)
THE IDOL M@ASTER
Pixar