先日の哲学者の密室を読んで思った、
「ただ「ある」ことが何故恐怖なのか」について、またちょっと考えてみた。

ただ「ある」というのは、どういうことか。
それは、あらゆる事柄との関係が全く無い状態、
つまり、絶対的な孤独であるように思える。

他との関係が全く無いのだから、
孤独というよりは、無に近い。
何によって自分が自分たらしめられているのか、というと、
実は外との関係によっていることが多い。

例えば、音楽が好き、という自分は、「音楽」との関係によって成り立つ。
自分は足が速い、というのも「比較する対象」との関係によって成り立つ。
あらゆる行動や、性格のほとんどは、他者との関係による。

そうした関係が極限まで絶たれると、
まさに「存在」だけが浮き彫りになる。

しかし、その「存在」は他者との関係のうちには無いのだから、
あっても無くても同じ、「無」の「存在(ある)」であり、
それが怖いと感じるのではないだろうか。

・・うーん、なんか違いそうだな・・・
あまり怖さを感じない。

あらゆる関係が無くなっても、
相変わらず腹はへるだろうし、夜になれば眠くもなる。
それは存在そのものでも、無でもない。

もう少し考えよ。