ソフトウェアの法則 コンピュータの利用技術とはを読んだ。

日々webに携わっている以上、技術書の類は好きなのですが、
基本的に仕事や発想のヒントはそのような本からは得られないと思っています。

例えば、あなたがジャズプレイヤーで、オリジナリティを出したいと考えているのなら、マニアックなジャズを聴いている場合ではなく、むしろテクノや、雅楽でも聴いていたほうがヒントを得られやすいだろうと思うのです。

従って、普段はなるべく仕事と関係無い本を探すのですが、
たまにはいいだろうと思って本書を読んでみたところ、中々面白いものでした。

内容は、「マーフィーの法則」のようなソフトウェア、プログラマの法則が紹介されるのですが、一般の方向けに書かれており、専門用語にはちゃんと脚注があるので、読みやすくなっています。

なんと言っても、「筆者の日常生活の話題からソフトウェアの話に絡めていく」のが非常に上手です。
ソフトウェアやプログラムの話の例え方は大変参考になります。

感覚的には7割方エッセイのような本ですので、
ソフトウェア関係者はもちろん、一般の方にもオススメです。

10年前に出た本ですが、どれも本質を突いているため、ほとんど色あせの無い内容となっています。

?お気に入りの法則?

【結合則の怪】
虫のあるものと虫のあるものを結合すると、虫のあるものになる。
虫のないものと虫のあるものを結合すると、虫のあるものになる。
虫のないものと虫のないものを結合すると、やはり虫のあるものになる。

【本物のプログラムとは】
コンパイラのエラーメッセージが出るうちはまだプログラムではない。エラーメッセージが出なくなったら、いよいよ虫のある本物のプログラムになったといえる。

【デバック上の心得(1)】
変数の値はすぐ変になる。
定数の使い方はいつも定まらない。

オススメ度★★★