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ダン・シモンズ - エンディミオン

2007/11/01

エンディミオンを読んだ。

『ハイペリオン』、『ハイペリオンの没落』の続編。

いくつもの惑星つながっていた「転移ゲート」が崩壊した後のお話。

ハイペリオンで育った青年ロール・エンディミオンと、アンドロイドが、
かつての巡礼の一人、レイミアとキーツ・サイブリッドの間に生まれた娘アイネイアーと共に
作動しないはずの転移ゲートを潜り抜けて惑星を旅する。

世界観が強烈かつ完成されているので、
ハイペリオンの没落を読んでから1年以上経ったけど、
その時の話を思い出しながら読めた。

最後の戦闘の盛り上げ方は最強。

オススメ度★★★

ちなみに、「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」「エンディミオン」は、
作中にもしばしば出てくる詩人ジョン・キーツによる詩の題名。

とても長い詩のようだが、上記の本で各詩の抜粋が読める。
英文との対訳なのでオススメ。

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ダン・シモンズ - ハイペリオンの没落

2006/08/12

ハイペリオンの没落
ハイペリオンの没落
を読んだ。

ハイペリオンに続き、続編です。
続編というか、これで一応完結なので、ハイペリオンを読んだら、これも読まないとダメでしょう。
全ての謎が解き明かされ、驚愕の結末が!・・・(笑

SFの中では必読書にもなっているようですので、
SF素人が特に語ることは無いのですが・・

前作で言えることですが、「ウェブ」の本当に発想は面白い。
WWWをイメージして読むとすごく分かりやすい気がします。
(WWWが誕生する以前の物語なのに・・)

しかし、「テクノコア」はGoogleのように思えた(笑

以下、ネタバレ含む。

我々はGoogleをサイト(惑星)へのリンク(転移ゲート)集的に利用しているのですが、
「Googleを使うことでGoogleを育てている」ということにあまり気がついていません。

「テクノコアがウェブに存在し、転移ゲートを使った人間のシナプスを
演算処理に使っていたことに人類が気がつかなかったこと」と、
「GoogleがWebに存在し、利用者の検索結果を
自らの検索精度の向上に使用していることに利用者が気づかないこと」は、
とても似ている気がします。

Googleを利用しているのか、Googleに利用されているのか・・・
これはすでにおきている現象です。

ありえないと信じたいことですが、
仮にGoogleが検索結果のトップに、一般サイトを装った
自社サイトを出したとしても利用者は気づかないわけです。
転移ゲートの行き先が実は全く保障されていないのと同様・・・

そのテクノコアが恐れた予測不能変数ハイペリオン。
そんな惑星を作ってみたいものです。

オススメ度:★★★

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ダン・シモンズ - ハイペリオン

2006/07/30

ハイペリオン
ハイペリオン
を読んだ。

これはやばい!
ジャンルはSF小説。
なんかSFや未来フィクションって、あまり興味無かったのですが、これは面白い。

あとがきにもあるのですが、「序破急」な構成が良い感じ。
最初、風景などの描写がしつこい感じなのですが、
中盤から終盤まで、読み出したら止まらない。それが6話続きます。

特に面白いと思ったのは「時間」の感覚。
一つの惑星にずっと住んでいるのと、船内生活長い人とでは、年のとり方が違うんですよね。
というのも、宇宙を移動するのに、遠い惑星へ行く時などは、冷凍睡眠するか、
光速に近い速度で移動しなければならず、
どちらの場合も、何もしない場合に比べて年をとるのが遅れるわけです。

そうすると、船の人にとっては1ヶ月ぶりに来た惑星でも、
その惑星の現地時間では10年が過ぎているということもあります。

作中では、標準時間、船内時間、現地時間などが出てきますが、
広い宇宙の中に存在する、この時間感覚のごった煮が面白い。

皆が「今」「ここ」に集まっていることが奇跡的、とでも言いますか・・
絶対空間や絶対時間なんてものは無いんだ、というのが妙にリアルに表現されています。

けど、こういうネタはある程度、前知識がいるんじゃないかなぁ、と思ったり。
自分は以前、宇宙やら素粒子やらちょっとかじっていたので、
なんとなく想像しながら読めたのですが、それ無しだとどうなんだろう・・。

ちなみに現在、続編『ハイペリオンの没落』に突入してます(笑)。

オススメ度★★★★

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