漫画家を目指す読者に対して「大人はよく一番好きな事は仕事にせず、趣味にした方がいいなんていいますよ。教えます。アレはウソなんです。ずっと好きな事した方が楽しいに決まってます。(略)」
『ONE PIECE』尾田栄一郎の漫画家志望者へのメッセージが「核心をつき過ぎ!」と話題

漫画家を目指している人への鼓舞なのだろうけど、文字に起こして引用すると、やや無責任にも聞こえる。

楽しいに決まってる(生活できるとは言ってない)、みたいな。

そもそも、なぜ大人は「一番好きな事は仕事にせず、趣味にした方がいい」と言うのか。

それは一番好きな事を仕事にしたら、なんやかんや失敗して、好きだったはずのものが嫌いになっていて、ああ趣味にとどめておけば・・という後悔を念を抱いたからなんじゃなかろーか。

まあともかく、うまくいかなかった人のセリフなわけです。

で、逆に尾田氏のような発言は成功者から出てくる。

失敗したから人に勧めず、
成功したから人に勧める

伸(の)るか反るか

それだけなんじゃないか。

一方で、好きなことして成功したのに、好きは趣味にしろ、という人もいるかもしれない。

これはこれで、たぶん他力を知っている人の言葉。

二度とは無いような運やタイミング、脱落していった同志、そういうのを見てきた人。

好きなものを好きなままやっていける人もいる。

やはり、いろいろあって、好きなものが嫌いになるっていう人もいる。

好きなものは趣味にしておこうと思って、別のこと仕事にしたら、断然そっちにのめり込んでた、なんて人もいるだろう。

結局のところ、好きなものを仕事にしろ・するな、というのは、さほど重要なアドバイスにはならないんじゃないか。

無視しよう。

したいようにすべし。

「好きなこと」を仕事にすべきかどうか・・

なんて、以前も考えたよーな・・

「好きなこと」を仕事にすべきか – 美について

あった。2006年1月21日。

まじかよ。10年前かよ。