Kickstarterでリトルウィッチアカデミア2の制作資金の公募が行われています。
Little Witch Academia 2 by Studio TRIGGER – Kickstarter

当初15万ドルを調達予定でしたが、なんと1日で目標達成してしまい、現在50万ドルへと目標が変更されました。
それでも7/13現在、すでに37万ドルに達しています。

リトルウィッチアカデミアはYoutubeなどで無料公開され、それを視聴した人からは「どこへお金を払えば良いのか」といったコメントも出るほど、人気がありました。
また続編を望む声も非常に多く、今回の資金公募はそれを受けたものでもあると思います。

支援は1ドルからでき、支援額に応じた特典があります。
限定版BDがもらえたり、クレジットに名前が載ったり、果てはトリガー訪問&制作チームとの夕食会など、額によっていろいろです。

その辺の話はGIGAZINEなどでまとまっているのでご覧ください。
アニメ映画「リトルウィッチアカデミア2(仮)」制作計画が3000万円を超える金額を4000人超の有志から集め目標金額の倍をわずか2日間で突破

で、これだけ聞くと希望者がお金を出し合って双方が望むの商品を作り上げる、という一昔前では考えられない、理想のモノ作りな雰囲気があるんですが、現実的にはそれほど楽観できるわけではありません。

お金を集めて始動したものの、完成が遅れるのはザラにあるそうですし、完成しないまま資金が尽きる、ということもあるようです。
その辺りに関して、基本的にKickstarterは何の保証もしていません。
出資は自己責任です。

だからこそ、TRIGGERにはしっかりとした説明責任を果たしてもらいたいものだと思ってます。
必ずやります、信じてください、というのは簡単です。(もう言ってますが・・)

そもそも15万ドルの計画が、なんかすごい集まったから50万ドルにしたよ、というのもかなり不安なんですよね。
差額の35万ドルの使い道ってそんな短期間に決められるものなの、と。(元々の予算の置き換えかもしれませんが)

大塚雅彦さんもメッセージの中で「アニメを作るようにビジネスするほどの才能は無い」みたいなことおっしゃってるんですけど、ここ不安をあおられますよ・・
仮にも多くの出資者から相当の額を集めて事業を行うのですから、相応の経営・マネージャー置いて、事業計画や費用説明の資料は出すべきなんじゃないかと思うんですよね。

業界事情・内部事情は一切考慮せずに出資者だけの目線で書いてますけど。

根拠は無いけど、俺たち必ずやるから、ついてきてくれ!と言って、その通り期待通りのものが完成すれば、TRIGGERすげぇ!さすが、日本のアニメーション職人魂ぱねぇ!っていう美談になるんでしょうし、まあそうなって欲しいなとは思うんですけど、投資話としては、怪しげコースと思われても仕方ないと思うんですよね。

まあ、Kickstarterの内容はどんなプロジェクトでも永久に削除はできないようなので、計画が頓挫した場合、よほどの理由でないとTRIGGERはじめ、各メンバーさんの今後の活動にも支障が出ると思うので、そんなひどい事態になることは無いと思ってますが・・。

っていうか、外から見ててもアニメ職人さんの凄まじさは十分伝わってくるので、それについては手放しでひれ伏させていただきたいのですが、やっぱりお金の話になる以上はきっちりビジネスの形を整えた方がいいんじゃないかと思います。

要するに、出資募るならせめて、これこれこうで、こういう制作進行で何年、ここにこれだけかかるので、しめて50万ドル、という具体的な計画表を提示して、その上で、根性とか信頼とかいう話にしてほしい、ということです。

まあ、一人当たりの出資額が小さいのでそれに合わせた説明責任、という割り切り方ならそういうもんなのかもしれませんけど、一応5000人近い人が身銭を切って、かつ何人かは10万円、100万円という額を出す覚悟らしいので、やっぱり・・ねえ。

ほんと、頼みますよ。
僕も300ドルで1枚噛んでるんですから(笑