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日々巡り会ったものの感想・レビュー

Month: 1月 2008 (page 1 of 2)

羽生善治氏インタビュー

決断に際し、「自分自身を信じる」というのは当たり前のように使われる言葉だが、
よくよく考えると、実はそう簡単なことではないことに気付かされる。

他の人のことは100%は知らないわけですよ。
だから、ある意味すごくこう、神格化してしまったりとか、
信用してしまったりできるんですけど、
自分自身のことは嘘はつけないっていうか、
やってる日常のことは全部知ってるわけであって、
そこで信用しろ、って言っても大体できないですよ(笑)
(略)
そういう意味で、日常は非常に大事

他、
・知識や情報のために多くの時間を割かざるをえないが、感覚的なものを研ぎ澄ますことも重要
・次の勝負に勝つ最善の手段が、長期的には最善でないことがある。その辺の加減を知る。
(対局であえて得意でない戦術を使うことに触れて)
・1の実戦は、100の知識に勝る

関連リンク:
バックナンバー 羽生善治講演会『決断力を磨く』

小林多喜二 – 蟹工船

蟹工船を読んだ。

社会科の授業などでも一度は出てくる有名本。
例によってタイトルしか知らなかったので、読んでみた。

内容はご存知の通り、労働者の過酷な労働と搾取について。
でも、実際どういう話かは知らない人も多いかと思う。

あらすじは以下のとおり。
カニを獲るために地方の労働者が半分だまされた形で集められ、
劣悪な条件の中、死人の出るほど過酷な労働を強いられる。
耐え切れなくなった労働者は、団結し立ち上がらなければならないことを自ら知る。
一度は失敗し、全てのリーダーが捕らえられるが、
その後すぐに全労働者が立ち上がり、抵抗活動を成功させる。

「日本、まだ、まだ駄目。働く人、これ。(腰をかがめて縮こまってみせる)働かない人、これ。(偉張って、相手をなぐり倒す恰好)それ、みんな駄目! 働く人、これ。(形相凄(すご)く立ち上る、突ッかかって行く恰好。相手をなぐり倒し、フンづける真似)働かない人、これ。(逃げる恰好)――日本、働く人ばかり、いい国。――プロレタリアの国! ――分る?」

労働者(プロレタリア)がいなければ、資本家は何もできない、
という当たり前のことだが、労働者全員が真に自覚するのは難しいことだ。

本作はかなりの部分が「過酷な労働」の描写にページが割かれているが、
重要なのは、最後の最後「リーダーがいなくなっても立ち上がる人々」というところだと思う。

一部のリーダーに頼りきっていることと、資本家の下の労働者でいることは、
判断を他人にゆだねるという点においては同じことだ。

リーダーを失った時、それでも進むべき道を進めるか。

そんなメッセージが、本書を単なるドキュメンタリーで終わらせない、
時代の刹那に普遍性を見出す、名作たる所以であるように思う。

オススメ度★★★

関連リンク:
青空文庫 小林多喜二 – 蟹工船

ロストオデッセイ

ロストオデッセイをやってみた。

様子見してたのだが、いつくかレビューを読んだところ、悪くなかったので購入。

坂口博信、植松伸夫、井上雄彦、重松清という面々によるRPG。
そのまんまFFやスラムダンクな世代向けという印象。

まだ途中だが、目新しいところは特に無い感じ。
主人公カイムが見る「夢」がノベルゲームのように文字文字で語られる。
ちょっとした短編小説くらいの長さがあるので、
そういうのが苦手な人にはつらいかも。(スキップは可能)

ただ、文字の出方には工夫がしてあって、これは面白い演出だと思った。

今現在、その「夢」の話が読みたくて進めてるような感じ。
これなら最初から本読めばよかったのかー。

とにかく何もかも普通、という印象。
悪くない。けど、良くも無い。
ワンパターンではないけど、マンネリ。
ちょっと酷評か(笑

でも坂口さんも、こういうのばっかり出してたら本当に過去の人になっちゃいそう。

acer Aspire M1100にCentOS5.1を入れてみた

なんだか、安く買ったはいいけど、ドライバとか無くて動きにくそうなacer Aspire M1100。
Solaris10はとりあえず使えるようなので、今度はCentOS5.1を入れてみた。

概ね問題なくインストール完了。
あ、Xは入れてないけど。

ただ、ここでもLANが認識されないので、ドライバを入れてやる。

Marvellのサイト

Product Category:PC Connectivity
Product Family:Yukon
Your Platform:Linux Kernel 2.4.20 & higher

で、DLしたファイルを解凍・展開。
それをUSBメモリにでも入れて、M1100へ。

USBメモリマウント。

# mkdir /mnt/usb
# mount -t vfat /dev/sdf1 /mnt/usb

インストールする前に、kernelソースへのリンクを作っとく。
(インストーラの要求)

# ln -s /usr/src/kernels/2.6.18-53.el5-x86_64 /usr/src/linux

インストールシェルスクリプトを叩く。

# cd /mnt/usb/
# ./install.sh

ドライバインストール「1」を選択し、
既存のがあるとか言われたら「3」を選択して削除。
後はインストールまでやってくれる。

その次は、普通にネットワーク設定。

DNS

# vi /etc/resolv.conf
nameserver 192.168.1.1

ネットワーク

# vi /etc/sysconfig/network
NETWORKING=ON
HOSTNAME=localhost.localdomain

LANカード

# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0 #デバイス名
HWADDR=00:00:00:00:00:00 #MACアドレス
BOOTPROTO=static #手動 or DHCP
IPADDR=192.168.1.50 #IPアドレス
NETMASK=255.255.0.0 #サブネットマスク
NETWORK=192.168.1.0 #ネットワークアドレス
BROADCAST=192.168.1.255 #ブロードキャストアドレス
GATEWAY=192.168.1.1 #ゲートウェイ
ONBOOT=yes #起動時にUP

MACアドレスが分からない場合は、一旦起動して、

# /etc/init.d/network start
# ifconfig

で確認。

リスタート

# /etc/init.d/network restart

試す。

# ping www.yahoo.com
connect: Network is unreachable

とか出たら、各種IPアドレスなどの設定をミスってるので、見直す。

関連記事:
acer Aspire M1100にSolaris10を入れてみた

関連リンク:
Linuxのデーモンなど

Pioneer HTP-GS1

Pioneerの5.1chサラウンド・システムHTP-GS1を買ってみた。
Xbox360とのコラボーレーションで、デザインはXbox360とベストマッチ。

単純に光デジタルINのスピーカーが欲しいなー、と思ってたのだが、
5.1chを買ってしまったほうが安そうだったのでこれで。

以前買ったヘッドフォンよりも安い。
けど、当然ながら、サラウンド感や迫力は言うまでもなく、こちらのほうが上。

気にすべきは、近隣への騒音くらいかな。
マンションとかだと、ウーファーの低音振動にも気をつけたほうがいいかも。
ちなみに2階の床に直接置いたところ、1階では飛行機がとんでるな音がしたらしい。

各スピーカーを適切に設置して(←ここ重要)
付属のマイクで、サラウンドの自動設定が可能。楽。

モノがあってスピーカー置けない、という場合は、
むしろモノをどかしてスピーカー置いたほうが良さそう。

自分もやはり置き場に困って、上のほうからつるしてみたりしたけど、
そうすると十分なサラウンド感が得られない。

その代わり、適切に設置すれば、値段以上の効果は期待できると思う。
DTSサラウンドのミュージックDVDなんかは、ヘッドフォンとは臨場感が変わる。

まあ、大音量が出しにくい時は、ヘッドフォンの爆音で聴くのもアリな感じですが。
最近はスピーカーからしか出してないな……
いくらワイヤレスでもヘッドフォンを付けるのが億劫になるorz

ただ、本製品にはデジタルアウトが無いので、このシステム経由で5.1chヘッドフォンにつなぐとかは無理。
あとウーファーがデスクトップPC並の大きさなので、気になる人は買う前にチェックすべし。

まとめると、値段と質から言えば、入門に最適な一台と言えそう。

あ、今使ってるスピーカー、ヘッドフォン、イヤホン……気が付いたら、全部Pioneerだ!
手ごろな値段で質がいい、という感じかも(ヘッドフォンはちょっと高かったけど)

関連リンク:
Pioneer HTP-GS1

関連記事:
Pioneer SE-DIR2000C
NOVAC – CHAMPION

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