2007 12月 - しろログ

エアコンと石油ストーブの料金比較

2007/12/05

灯油の値段が一昔前の二倍くらいになっていて、
下手するとエアコン使ったほうが安かったりして、と思ったので比較計算してみた。

ただし、かなり大雑把なので、参考程度に。

とりあえず、今使ってるのは8年ほど前に買ったエアコンだが、
暖房時の消費電力量を見てみると、約1000Whとある。
つまり、一時間に1000W=1kW消費する。
最近のエアコンなら省エネ化してるので、消費電力が抑えられてるかもしれない。

そして、東京電力の電気料金は、第1段階から第3段階まであるが、
これは一ヶ月の使用量120kWhまでが第1、
300kWhまでが第2、それ以上が第3、という感じで、
それぞれ1kWhの単価が違うよ、という区分。

残念ながら、使えば使うほどお得に・・・というパターンは通用せず、
電気の場合はどんどん高くなる。

MAXの第3段階は、2007年12月現在では1kWhあたり22円31銭。
これを元に計算する。

うちのエアコンでは1時間でちょうど1kW消費するので、
1時間、22円31銭となる。

一方灯油は、18Lで約1600円となっている。
エアコンなら、1600円あれば約72時間ほど使える計算だ。
1日に直すと、2時間20分くらい。

後は灯油の消費量にかかってくるが、
18Lの灯油で一ヶ月普通に使えるなら、
灯油を燃やしたほうが良いということになる。

36L使うとしても、エアコンでは4時間40分/日。
平日あまり使わない分を土日にまわしたとしても、まだ灯油のほうが効率良いだろう。

6畳程度の部屋なら、灯油36Lあれば十分快適だと思う。(というか余る)

温度設定や部屋の広さ、その他の条件でいろいろ変わってくるとは思うけど、
真冬の暖まり具合なども考えると、個人的には当分ストーブに分がありそう。

関連リンク:
TEPCO : 個人のお客さま | 電気料金のご案内 従量電灯

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スティーヴンソン - ジーキル博士とハイド氏

2007/12/01

ジーキル博士とハイド氏を読んだ。

ちなみに、著者はジムやシルバー船長の「宝島」を書いた人。

二重人格の代名詞とも言える本作は、
知ってはいるけど、読んだことない、というパターンの一冊。

想像通り、ジーキル博士が薬によって、ハイド氏になったはいいが、
ハイド氏になった時の凶行を苦に、最後は死んでしまう話。

基本的には、ジーキル博士とハイド氏の関係を探っている、
友人アタスンの視点で話が展開される。

一番のポイントはやっぱり最後の博士の告白文だろうと思う。
この文で、本作がただの二重人格サスペンスでないことを知るだろう。

ジーキル博士はいわば善良な市民であった。
社会の中で、善良な市民として暮らすということは、
それなりに他者に気を使うということである。

それは普通のことではあるが、やはりこのストレスに耐えがたい人もいる。

善良に見えるほど、あるいはそういう傾向があるかもしれない。

博士は抑圧された悪の自己を具現化させる薬を開発した。

誰しもが心に持ってはいるが、決して人前には見せない部分、
そんな部分だけでできた人間がハイド氏である。

ハイド氏は本質的に醜く、不愉快な存在だ。

これは、誰しもが持ちながら、しかし人前では抑圧されるべき存在である。

それは誰もが自覚する。
「自分の中に、抑圧されているもう一人の自分がいる」と。

だからこそ、人は不愉快極まりないハイド氏に、
人間の本質を見出す。

悪の部分を呼び起こし、頭では善へ帰りたいと思いながらも、
抗いようもなく悪に冒されていくジーキル博士に、
同情の念を抱かずにはいられない。

イギリスでこのような作品が生れ、語り継がれたということは、
イギリスがジェントルマンの国であることと無関係ではない、
という作品の解説は特に納得できるものだった。

オススメ度★★★

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