しろログ

日々巡り会ったものの感想・レビュー

Month: 2月 2006 (page 1 of 2)

高慢と偏見(DVD)

高慢と偏見
高慢と偏見
を見た。

が良かったので、DVDを見てみました。

これは良い!
もう、原作に忠実すぎです。
迷ったけど、買って良かった。

原作であれだけキャラが立っていれば、役作りも意外と楽なんじゃないかと思ってしまいますが、それは逆で、キャラが薄いほうが、作り手としてはある程度自由に解釈できて楽でしょう。
見るほうも「そんな感じかも」という視点で見られます。

しかし本作では、多くの人が共通したイメージを持っていますので、それを壊さずに映像化しなければならないわけです。

それが見事に成されていたという点で★5つ。

特にベネット一家、ビングリー、ダーシーの主要キャラは文句なしですね。
(コリンズやミスタ・ガーディナーはもう少しやせているかと思ったけど(笑))

人物だけでなく、風景や建築物もすばらしい。
映画と違い、5時間という時間がありますので、
無理なく物語の世界を表現できています。

原作を読んでいなくても十分面白いかとは思いますが、
ぜひとも本を読んでから見ることをオススメします。
その再現度の高さに驚くでしょう。

ジェイン・オースティン – 自負と偏見

高慢と偏見を読んだ。

大学のころ、図書館の本棚の前を通るたびに目についたタイトルだったのですが、ついに手に取らずじまい。

が、先日たまたま古本屋(吉祥寺よみた屋)の50円棚に並んでいたので、購入しました。
(これは新潮文庫の「自負と偏見」でした)

小説はあまり考え込む必要が無い分、サクサク読めるものですが、この本は特に読みやすいものです。

解説にもあったのですが、特に大事件が起こるわけではないのに「次はどうなるんだろう」と読み急ぎ、やっぱり何も起きない。それでも「次はどうなるんだろう」みたいな本です。

人物描写もはっきりしていていいですね。
ブレが無くて、一旦イメージしたキャラクターを最後まで持続できます。

今、プライドと偏見が上映されているようですね。

また、それとは別にDVDも出ているようです。

心に残った一言。

エリザベス:

でも、まだ運がいいほうなんだわ、とにかくなにか不足があるってことは

オススメ度★★★

シンプルに攻める – 初心者と達人の狭間で

今では、インターネットという言葉を知らない人はだいぶ減ってきたようですが、
では実際「webサイトとは」と問われた時にいくつかサイトが思い浮かぶ人は
実はそれほど多くないのではないかと思います。

そんな中、UI革命やweb2.0現象が広まってしまうのは、いかにこの業界の変化スピードが早いかを物語っています。
ネットに慣れていない人が慣れる前に、AjaxやDHTMLによるUI革命が起きているわけです。

この革命は「慣れていない人でも、簡単に使えるようになった」という類の革命というよりは、既存のハイパーリンクに飽きてしまった人のための革命という気がします。

実際、web2.0と言って、もてはやされるサービスには、面白いと思う反面、
自分の親が(場合によっては友人でさえも)理解できるのかどうか疑問に思うものがあります。

それでは、懇切丁寧なサイトが良いのかと言うと、一概にそうではありません。

誰にでも経験のあることだと思いますが、親切はおせっかいになることもあります。


青い下線のある所は、マウスのカーソル(矢印)をそこに合わせて、マウスの左ボタンをクリック(押す)と、それに関する別のページが表示されます。

などと、全てのページに書いてあっても、助かるのは最初の一回だけで、後は無用の長物なわけです。

* * *

それでは、初めてでも分かりやすく、慣れても飽きがこないものは何か、という話になるのですが、
これは、やはり「シンプルなもの」ではないかと思うのです。

結局、使う人はあらゆる思想や、目的の背景を持って来るのですから、
それに対応するには、できる限りシンプルに、
あらゆる解釈に耐えうる作りにしておくことが必要ではないでしょうか。

例えば、丸い物体でも、白と黒で六角形と五角形の模様が付いていれば、
もうほとんどサッカーボールでしかないのですが、
そのまま置いておけば、リンゴかもしれないし、惑星かもしれないわけです。

もし、その丸い物体を、色んな人に見てもらいたいなら、
下手に装飾して、一部のサッカーファンしか集まらないよりも、
そのままを置いて、食べ物好きや、天体学者も集まってくれたほうが良いわけです。

「シンプル」というのは何も、画像使うな、とか、
リンクは下線付きの青文字だけにしろ、という意味ではありません。

自分の提供したいものを、余計な装飾や親切を省いて提供しましょうということです。

先の例で言えば、サッカーファンを集めたいなら、やはり白と黒の装飾は重要なわけです。

しかし、必要以上の装飾をすると、初心者のユーザーには説明しなくてはならないし、
慣れたユーザーにとってはジャマなものになってしまうのです。

では、何をもってシンプルさを磨くのか。

それはもう自分が何をしたいのか、という「目的」。
そして、それを誰が見るのか、使うのか、という「対象」。
この二つを明確にしていくことではないでしょうか。

関連記事
3年前の自分は別人、を他のひとにも当てはめてみる。
見た瞬間に使い方の分かるユーザインタフェース

ワンダと巨像

ワンダと巨像
ワンダと巨像
(PS2)をプレイした。

以前紹介したICOを創ったスタッフによる最新作です。

続編ではありませんが、やはり雰囲気などはICOに通じるものがあります。
ICOを気に入った方なら、特に問題無いかと思います。

システムですが、今回もシンプル。
シームレスに続くフィールドを駆け巡って巨像を探し、剣で刺して倒す。

ただICOと違い、「腕力・体力に限界がある」「木の実を食べると限界を伸ばせる」といったゲームらしい要素も今回はあります。

メインアクションである「とんでもなく巨大な像に立ち向かい、それを倒す」というのは結構新鮮でした。
巨像に辿り着くまでは特にアクションは無いのですが、対戦が始まってからは、半分が巨像の「弱点」を目指すアトラクションとなっています。
まさに「攻略」という言葉がふさわしいものです。

逆にアクション系が苦手に方は、ちょっと難しい所もあるかもしれません。
ICOはパズル+アクション要素でしたが、本作はアクション+パズル要素といった所です。

アグロ(馬)の操作感と、対戦時の視線のコントロールなどがやや良くないことを除けば、ほぼ満足いく出来だと思います。

クリア時間は10時間強。
2周目や、タイムアタック、ハードモードなどもあります。

また、BGMには平成版ガメラ、精霊流し、起動戦士ガンダムWなどの、映画・アニメ音楽を手がける大谷幸氏が起用されています。
基本的にムービーや戦闘時に流れますが、こちらも素晴らしいものです。

* * *

作家の宮部みゆきさんが対談の中で、

ゲームには冗舌なものと寡黙なものがあると思うんです。冗舌なゲームって、まず物語の土台を説明するのに大変なエネルギーを費やしている。
でも、『ICO』と『ワンダ』は、すごく寡黙ですよね

と語っています。

寡黙ということは、つまり解釈の余地が残されているということなんですよね。

本作でいえば、ラストシーンなんかもそうなのですが、プレイヤーが自由に考え、解釈し、解答を設定できる。

それが面倒だったり、気持ちが悪いという人もいるようですが、個人的にはやはり、寡黙タイプは好きです。
冗舌タイプはヒットすれば最高なのですが、外れると解釈の余地が無い分、つらいものがあります(笑)

そんなわけで、久しぶりにICOを思い出してしまった方、
独特な世界に浸りたいという方は、試してみてはいかがでしょうか?

関連記事:
ICO

ダージュオブケルベロス

ダージュオブケルベロス
Dirge of Cerberus – ダージュオブケルベロス
をプレイした。

FF7をプレイした方や、DVD(FF7AC)など見ている方は違和感無くプレイできると思います。
まあ、知らなくてもマニュアルのあらすじ見れば楽しめるとは思います。

ジャンルはFPS。
要は、走り回ってアイテム取って、銃をチューンして敵を打ち倒すもの。
メダルオブオナーなどと似た感じ。
(まあ、ジャンル上どれも似るとは思いますが・・)
酔いやすい方は避けたほうが無難(笑)

シナリオやセリフ回しで気になったのは、敵役が「殺す」という類の言葉を連発すること。
ゲームにしても、ちょっと言いすぎ。子供にいい影響があるハズが無いと思います。
後は、パソコンやネットを知らないと分からないような言葉が随所に出てきます。
カッコつけるばっかりで何を訴えたいのか分からないシナリオです。

スクエニということで、グラフィックに関しては特に問題なし。
単調なシナリオを、美麗CGで締めている感じ。
これが無いとやってられません。

セーブは自動。いつでも中断セーブが可能。これは良いと思います。
ロード時間は、まあ普通かと。

プレイ時間はノーマルで12時間程度。
さすがにこれ以上は飽きるかと思います。
(というか後半のミッション系は疲れて飛ばしました(^^;)

まとめると、

・FPSオッケー
・FF7大好き
・ガクト好き?

な人は買い。
そうでない人はスルーでOK(笑)

お気に入りキャラ:シェルク

以上です。

Older posts

© 2017 しろログ

Theme by Anders NorenUp ↑