ハイペリオンの没落を読んだ。

ハイペリオンに続き、続編です。
続編というか、これで一応完結なので、ハイペリオンを読んだら、これも読まないとダメでしょう。
全ての謎が解き明かされ、驚愕の結末が!・・・(笑

SFの中では必読書にもなっているようですので、
SF素人が特に語ることは無いのですが・・

前作で言えることですが、「ウェブ」の本当に発想は面白い。
WWWをイメージして読むとすごく分かりやすい気がします。
(WWWが誕生する以前の物語なのに・・)

しかし、「テクノコア」はGoogleのように思えた(笑

以下、ネタバレ含む。

我々はGoogleをサイト(惑星)へのリンク(転移ゲート)集的に利用しているのですが、
「Googleを使うことでGoogleを育てている」ということにあまり気がついていません。

「テクノコアがウェブに存在し、転移ゲートを使った人間のシナプスを
演算処理に使っていたことに人類が気がつかなかったこと」と、
「GoogleがWebに存在し、利用者の検索結果を
自らの検索精度の向上に使用していることに利用者が気づかないこと」は、
とても似ている気がします。

Googleを利用しているのか、Googleに利用されているのか・・・
これはすでにおきている現象です。

ありえないと信じたいことですが、
仮にGoogleが検索結果のトップに、一般サイトを装った
自社サイトを出したとしても利用者は気づかないわけです。
転移ゲートの行き先が実は全く保障されていないのと同様・・・

そのテクノコアが恐れた予測不能変数ハイペリオン。
そんな惑星を作ってみたいものです。

オススメ度:★★★

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