Mike Gancarz - UNIXという考え方 その設計思想と哲学
UNIXという考え方を読んだ。
原題はThe UNIX Philosophyとなっていて、
その名の通り、UNIXの哲学がコンパクトにまとめられている。
どんな巨大なもの、自分がまだ接したことのないものにも、
必ずその起源、最初の理念、考え方が存在するはずだ。
もし、それらを知らずに表層だけの現象だけを追うと、右往左往してしまう。
一体、自分は何を相手にしているのか、
その相手がUNIXであるならば、まず読むべき本だと思う。
定理1.スモール・イズ・ビューティフル
定理2.一つのプログラムには一つのことをうまくやらせる
定理3.できるだけ早く試作を作成する
定理4.効率より移植性
定理5.数値データはASCIIフラットファイルに保存する
定理6.ソフトウェアの梃子を有効に活用する
定理7.シェルスクリプトを使うことで梃子の効果と移植性を高める
定理8.過度の対話的インタフェースを避ける
定理9.すべてのプログラムをフィルタにする
この定理を読むだけでも納得できることが多いと思う。
本書では、これらの定理から、その考え方・信念を解説する。
その他、さらなる10の考え方、などを通し、UNIX文化を紹介する。
そしてUNIXの考え方は、今日のWeb開発にも重要なヒントを多く提供してくれる。
・プロトタイプを作る
・小さく作る
・柔軟性を保つ
などなど…
ソフトウェアに完成はない。ただリリースがあるだけだ。
オススメ度★★★★
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