神林長平 - あなたの魂に安らぎあれ

あなたの魂に安らぎあれを読んだ。
麦撃機の飛ぶ空がいい感じ、と思って本作。
帝王の殻、膚の下に続く三部作の一冊目らしい。
あのですね・・おもしろいです。
ハイペリオンの時もそうだったけど、
もしかしてSFと相性がいいのかしらん。
たまたまいい本に当たってるのかな。
幻に支配された地下に住む人間と、
より人間らしい生活を送る、地上に住むアンドロイドを通じて、
「何故、私は存在するのか」という自己存在意義を問い続けるお話。
永久に続くテーマですね。
存在意義が無いと分かると、人間(の魂)は堕落していきます。
堕落しないのは、少なくとも「存在意義が無い」と確信できる状態ではないからです。
自分の存在意義があるのか無いのか、
その自問行為は存在意義の一つとなりえますが、
魂を疲れさせるものです。
魂が安らぐのは、自分の存在意義について問う必要がなくなるとき。
すなわち、その解を持つこと、
あるいは動物となること。
問うことをやめたり、気づかないふりをするのは、
高等な動物にとどまるようなものです。
それはそれで安らぎを得られるでしょう。
「あなたの魂に安らぎあれ」か・・
オススメ度★★★★
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あな魂最近僕も見ました。おもしろいですね、かなり。帝王の殻もおもしろいですけど、あな魂の方がおもしろいですよ(´・ω・`)にょろ~ん
こんばんは。
今帝王の殻です。似たようなテーマでも切り口が違うんですよね。
神林作品語り(『あなたの魂に安らぎあれ』『OVA雪風』)…
去年読んだ<B>『膚の下』</B>が神林作品の初対面かと思ったら違ってました。
実は中学時代にハマってた<B>キャラメルボ (more…)