麦撃機の飛ぶ空を読んだ。

機械のような人間が、人間のような機械を造ってしまうという、「マシン・チャイルド」はじめ、
人間と機械、文明などをテーマにした短編集。
ちなみに「マシン・チャイルド」等、何篇かはPC雑誌ログインに掲載されていたようです。
(80年代前半ごろ)

# ログインってまだあるのかなぁ、と思ったらあった
# 結構マニアックでおバカな企画が面白かったのだが、今はどうなんだろ。
# まあ、いいや。

そんなワケで(?)コンピューターとかいじってる人には面白い話がいくつかありますが、
それ以外にも、
和風以外のモノが逃げ出していく「和の君」や、
麦を燃料に戦争する「麦撃」、
夏が妙に懐かしくなる「炎帝朱夏」などなど。
非日常的で楽しめる作品ばかり。
「和の君」や「とんでもない猿たち」は、電車の中で笑いそうになったりしました。

著者はこれらのテーマでいろいろ書いているらしいので、
他のも読んでみたいところです。

本書は内容はもちろん、本としてのアートワークや、版組がいい感じ。
ヲバラトモコさんのイラストも良いですね。

オススメ度★★★

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